心臓のメンテナンスはできていますか?


息切れ動悸呼吸困難むくみ夜中のトイレが近い

このような症状はありませんか?

何らかの原因で心臓のポンプ機能が低下すると、全身の臓器に必要な血液を供給することができなくなり、血液が体内にうっ滞します。すると、下のほうに水分(血液)がたまり、足がむくんできます。夜中にトイレが近くなるのも、水分がたまりやすくなるからです。身体によけいな水分がたまると、心臓はたまった分の水分も押し出さなければならなくなり、より多くのストレスがかかり悪循環になります。

これが、心不全の症状です。

自覚症状には息切れ、呼吸困難、むくみなどがありますが、加齢に伴いそのような症状に対する自覚がとぼしくなりがちです。

 

循環器内科


人間には、すみずみまで血管が張り巡らされ、その中を、心臓から送り出された血液が循環する事で各組織に必要な酸素を送り込んでいます。

この一連の循環を行っている心臓、血管の疾患を専門的に診るのが循環器内科です。

心不全は、日本人の死因で昔から上位となっている大変恐ろしい病気ですが、心臓に関する病気はこれに留まりません。狭心症、心臓弁膜症、心筋症なども耳に馴染みのある病気です。

このほかにも、不整脈や高血圧、動脈硬化など血管疾患が対象となります。

 

こんな症状があったら要注意


〇胸痛や胸部不快感

〇動悸、息切れ、呼吸困難

〇眩暈やふらつき、失神発作

〇むくみ

どれも心疾患によくある自覚症状です。症状が繰り返されるようであれば是非一度精密検査を受けられる事をお勧めします。

 

 

心不全、虚血性心疾患の早期発見【NT-pro BNP】


心不全の自覚症状には息切れ、呼吸困難、むくみなどがありますが、加齢に伴いそのような症状に対する自覚がとぼしくなりがちです。そこで有効なのが、NT-proBNPの測定です。

NT-proBNPはたまった水分を体外に出し(利尿作用)、血管を広げて血圧を下げる(降圧作用)など心臓に対する負荷を軽減するホルモンの代謝産物です。何らかの要因で心臓にストレスがかかった時に心臓は自らホルモンを分泌してストレスを和らげようとします。このNT-proBNPの血中濃度を測定することで心臓のストレスを的確に、より早期に知ることができます。

検査結果はわずか15分程度で知ることができます。

定期的なNT-proBNPの検査をおすすめいたします。

 

 

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(循環器内科)

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